仕事や生活に忙しく結婚や決まったパートナーを持たずに妊娠適齢期を迎えた女性が一つの選択として子供を自分一人で育てることを前提に子どもをもつ女性、あるいは、結婚制度そのものに意味を見いだせずに結婚はしたくないが子供はほしい女性が精子提供を受けて子供をもつ女性のことを、選択的シングルマザー(英語ではSMC=Single Mothers by Choice あるいは非婚シングルマザー、または計画的シングルマザー)と言います。
結婚はしなくてもいいけど子供は欲しいという女性が、未婚のままで選択的シングルマザーとして子育てをしたり、事実婚のままで子供をもうけ、何らかの理由で自立してシングルマザーとして育てる人が増えています。
欧米ではすでに婚外子は高い割合で増えており
http://getnews.jp/archives/711078
日本でも今後ますます増える傾向にあると思われます。
経済的に余裕がある生活力のある独身女性が結婚生活の煩わしさと、自身のキャリアを考えたときに婚外子を設ける選択は至極自然な流れとなると思われます。
「旦那はいらないが、自分の子供は欲しい」
そんな切実な思いに対して、日本でも徐々に選択的シングルマザー(SMC)への理解が深まっているようです。
当方の活動においても、選択的シングルマザーを望まれる女性からの多くのお問合せをいただいております。
生活が安定しており、ご両親や勤め先のサポートが充実している社会環境が徐々に増えてきているのも増加の一因のようです。
・結婚はしたくないが子供は欲しい(両親に孫の顔を見せたい、自分の遺伝子を残したい)
・今から婚活する時間が年齢的に厳しいので先に子供を持ち、その後ゆっくりと婚活したい
・自分の現在のキャリアは満足いくものがあるが老後を考えると子供の存在が大きいと思うようになった
など、お問い合わせの内容は様々ですが、皆さま真剣にご相談いただいております。
お話だけでも結構ですのでお気軽にご連絡ください。
選択的シングルマザー Aさんのコメント
40才目前になり仕事で時間がなく婚期が知らず知らずに遅れてしまいました。
出産適齢期に近づきつつ時間もないので今から婚活をする気にもなれず。。。。でも子供は育てたい願望があり諦めきれない中で、精子提供ボランティア活動の存在を知り、相談させていただきました。自分が北関東在住のため仕事の都合で東京での提供依頼にも快く承諾いただき、こちらの都合に合わせていただいたので比較的スムーズに精子提供活動いただき、半年程度で赤ちゃんを授かりました。幸い両親のフォローもあり子育てと仕事を両立しつつ充実した人生を送ることができています。
選択的シングルマザー Mさんのコメント
男性への恐怖心から男性との性交渉が叶いませんでした。結婚はもちろん子供を持つことも諦めていましたが、子供は可愛いと思っていてできれば養子制度などで子育てを・・・考えていたところ、自分の血筋(遺伝子)を残すことができる精子提供での妊娠出産という選択肢をネットのニュースで知りこちらでお世話になりました。
容器提供とシリンジによる妊娠が確率的にどうだろう?と思いつつ、藁にもすがる思いでご依頼して提供を数度繰り返していただき、見事に受胎できました。今では子育て生活も安定し、仕事も充実して幸せです。